
次期スタンダード環境の黒赤吸血鬼デッキを考えてみた!
2016年4月8日発売のイニストラードを覆う影発売後のスタンダード環境での吸血鬼デッキを考え仮構築してみました。
妄想の域を出ないネタ構築を前提にご覧ください。デッキレシピを見た後あなたは必ずこうつぶやくだろう。
「いやー、なかなかのクソっぷりですなぁ」
実績あるデッキレシピをコピーして大会出ることが多かったから0からのデッキ構築力がボロ兵は皆無なんですわ。
なのでコメントやTwitterで強化情報を教えて頂けると幸いです。
父さんな、これからは吸血鬼で食ってこうとおもってるんだ。
タルキール龍紀伝~イニストラードを覆う影スタンダードデッキ構想 吸血鬼デッキレシピ
追記:頂いたコメントやフルスポイラー後のカードを参考に修正しました。
デッキレシピ草案改定1
ファルケンラスの過食者 | 4 |
貪欲な求血者 | 4 |
オリヴィアの血誓い | 4 |
ファルケンラスの後継者/夜陰の後継者 | 4 |
戦争に向かうもの、オリヴィア | 4 |
マラキールの解放者、ドラーナ | 3 |
クリーチャー | 23 |
ステンシア仮面舞踏会 | 3 |
癇しゃく | 4 |
餌食 | 3 |
血管の施し | 4 |
呪文 | 14 |
凶兆の廃墟 | 4 |
燻る湿地 | 4 |
戦場の鍛冶場 | 2 |
コイロスの洞窟 | 2 |
山 | 6 |
沼 | 5 |
土地 | 23 |
メインカード | 60 |
ゲトの裏切り者、カリタス | 2 |
知恵の拝借 | 3 |
正義のうねり | 2 |
自傷疵 | 2 |
光輝の炎 | 2 |
罪を誘うもの | 2 |
死の円舞曲 | 2 |
サイドカード | 15 |
全体的にマナコストのかからない軽量呪文重視になり、アグロっぽいデッキになりました。
ゲームプラン
序盤はファルケンラスの過食者・オリヴィアの血誓い・ファルケンラスの後継者で攻めます。※アドバイスを頂いたので「貪欲な求血者」を入れました。
ファルケンラスの後継者が2ターン目に着地するとディスカード1をコストに3ターン目には3/2飛行の「夜陰の後継者」なので高確率で3点が相手に入ります。
さらに1ターン目にファルケンラスの過食者がいると場以外の吸血鬼・クリーチャーはマッドネスを持つようになりますので、1ターン目にファルケンラスの過食者→2ターン目ファルケンラスの後継者→3ターン目に3枚目の土地をアンタップインで出し、ファルケンラスの後継者のコストで1ディスカードで3/2飛行の夜陰の後継者へ変身。この時捨てるカードがファルケンラスの過食者の効果によるマッドネス付与でほとんどの吸血鬼クリーチャーを戦場に出せます。これが手に負えない若輩であったなら3ターン目にして2/1のファルケンラスの過食者、3/2飛行の夜陰の後継者、4/3速攻の手に負えない若輩で攻撃することが可能です。
※「手に負えない若輩」は抜けました。
中盤はファルケンラスの後継者/夜陰の後継者・オリヴィアの血誓いで戦線を維持しつつ「戦争に向かうもの、オリヴィア」や「マラキールの解放者、ドラーナ」で上空から攻めます。
「癇しゃく」が次期スタンダードではメイン火力となることが予想されますのでタフネス3には若干の不安がありますが、双方共に+1/+1カウンターを置ける能力を持つので1ターン耐えることができれば仕事を果たせるのではないでしょうか。
そして「ゲトの裏切り者、カリタス」や4マナ飛行トランプル4/5の「精神壊しの悪魔」を抑え、ここでは「神出鬼没な拷問者/陰湿な霧」を採用しています。
※より速さを求めて「神出鬼没な拷問者/陰湿な霧」は抜きました。
前者2枚はそれぞれ強力なフィニッシャーとなりえるカードですが「ゲトの裏切り者、カリタス」は強いもののデッキコンセプトに合わないような気がしますし、「精神壊しの悪魔」も回避持ちの4/5なので採用を検討したいのですが、如何せん昂揚達成しなければ毎ターン4点ダメージでこのデッキ内容だと昂揚達成手段が「手札を捨てる」ことだけですのでなかなか難しいんじゃないかと感じ今回は見送りました。(しかしながら捨てる手札は選べるため達成が困難というわけでもないと思います。1枚とかならいいかも)
※採用検討余地はあるのですが、現時点で「神出鬼没な拷問者/陰湿な霧」は抜けているので参考にしないでください。以下同文
後者、「神出鬼没な拷問者/陰湿な霧」はコストを必要としますが、「陰湿な霧」に変身すると呪禁・破壊不能と除去耐性が格段に上がりますしブロックされず、ブロックされなければ3マナをコストに表に戻り4点を通すことが可能です。「戦争に向かうもの、オリヴィア」や「マラキールの解放者、ドラーナ」で強化できていれば5点以上のダメージがスルーです。
※「忘れられていた家宝/灰口の刃」は、速度が落ちる点やオリヴィアとドラーナ、ステンシア仮面舞踏会でカウンターがバンバン乗ると予想されますので抜きました。
「忘れられていた家宝/灰口の刃」が入っているのは両面クリーチャーカードが7枚搭載されており、かつ設置に1マナ・装備に1マナと軽く、装備クリーチャーが変身すると+3/+3、先制攻撃持ちになりゲーム序盤から高打点を出せるだろうという観点から4枚フル投入しています。また、変身後の「灰口の刃」でも装備付け替えに3マナと許容範囲ですし、陰湿な霧に装備することにより変身することなく、3/4でアンブロッカブル・除去耐性持ちとなります。
懸念材料
スタンダードのローテーションルールによりタルキール覇王譚と運命再編が使用不可になります。ですのでフェッチランドが使用不可ということになりますが、フェッチランドでライブラリーの土地をサーチすることによるデッキ圧縮ができなくなります。その分、土地の引きすぎ、またはその逆が考えられ事故率が高くなるのでは?と考えています。
また、ドローソースが「骨読み」だけでアドバンテージを稼ぐ手段に乏しいため「このままでいいのか?」という不安もあります。サイドの「罪を誘うもの」は疑似「前哨地の包囲」として活用できるのではないか、との考えから採用しています。
「調査」能力が今回の環境でアドバンテージのカギを握っている気がしますが、構想したデッキ中に調査を行えるカードが入らないため断念。
総括して主導権を握られた後に巻き返す手段に乏しい、というところでしょうか。
アンタップインの目的でペインランドを2種類投入してその分白マナがでるので「苦渋の破棄」や「石の宣告」等除去を増やして代替とするのもいいかもしれません。
懸念材料&アドバイス&フルスポイラー後の改定
ドロー強化のために入れていた「骨読み」は抜き速度に重点を置くようにしました。
ステンシア仮面舞踏会を採用することにより、吸血鬼はどんどん成長していきます。(と、予想)
また、呪文をよりマッドネスコストで唱えやすくするため、「貪欲な求血者」もインさせて頂きました。
サイドカード
基本的に旧スタンダード環境でのマルドゥデッキで使用していた内容を流用していますが、上記のアドバンテージが乏しい点を補うカードや相手にプレイされて嫌なカードを事前に追放できる「知恵の拝借」も採用。
死の円舞曲はゲーム後半での息切れを防ぐため。
また、いつの時代にも存在する赤単ウィニーのようなゲーム数ターンで勝負を決めにくるデッキタップ対策に絆魂持ちの「ゲトの裏切り者、カリタス」と「光輝の炎」を採用しています。(「光輝の炎」はこのデッキだと2点までしか出せないですが。)
総括
アグロとミッドレンジの中間のようなデッキ内容。
アグロっぽいデッキになりました。
ええ。全体的にまだまだ詰めが甘いのは重々承知しております。
しかしながら、この吸血鬼デッキ、次期スタンダードでは高確率でくるのではないでしょうか。
クリーチャーのほとんどが回避能力持ちというデッキ内容、いかがでしょうか?
ボロ兵はデッキ構築がまだまだなのでコメントやTwitterでアドバイスを頂けると泣いて喜びます!
この記事が少しの参考になれば幸いです。